
アジアアワーズで輝いた若手デザイナーの絶えない発想力。Young conceptual designers shine at Asia Awards
Koshiro Ebata 30歳以下の新進気鋭なデザイナーたちが日本を始めとするアジア諸国から集まり、アートなファッションを披露する大会、それが東京デザインウィー ク。TDWはデザイン、テクノロジーの面からも考慮され、今世界で最も期待度の高いコンペのひとつと言える。そして毎年開かれるテントロンドン、NYC、ミラノサ ローネなどと協賛している。アジアアワードは若手のなかから選りすぐられたファッションデザイナー、ミュージシャン、アーティスト、プロダクトデザイナーなど 多くの芸術家たちが各地から出場し、80人のプロフェッショナルの審査員の前でプレゼンをするというもの。ミーシャは去年、ファッション部門の審査員をさ せていただきました。どの作品もそれはそれはエネルギッシュだった! TDWのフォトブック発行を記念して、今後大注目のデザイナーたちをご紹介! (フォトブックはTSUTAYAにてチェクできます。※下記のビジュアルはデザイナー本人による撮影でフォトブックと関係ありません) These are the young and the beauti-weird. These under-30 designers from around Japan and the world, presented some of the most conceptual art-as-fashion collections at Tokyo Designers Week. TDW is one of the most anticipated and attended design & technology fairs in the world, and it partners

アキラナカの凛とした個性。春夏2015年コレクション The Akira Naka effect. 2015 SS
デザイナーは、”私はリアルなものをデザインしたい”という方がいれば、”私はファンタジーをデザインしたい”、というのもいる。 デザイナーの中章さんは? “洋服は感動を伝えるためのツールであればいい”と語る。美しいものや新しいものを作るデザイナーが五万といるなかで、彼はそれだけではない”ストーリー”や”趣”をも大切にデザインする。 誰よりも顧客のニーズを考え、顧客に喜んでもらおうとする彼の優しさや気遣い、と同時にファッション業界全体を第三者的目線で外から捉え、冷静に分析しながらもめまぐるしく移り変わる流れと膨大な情報量にまどわされない広い視野。そこから生み出されるのは彼が”本当につくりたいもの”。インタビューやTwitterで彼が発言しているように、ファッションと真剣に向き合う姿勢を見ると、洋服づくりに込められたストレートな愛と凛とした強さを感じる。 今日本に必要なのはこういうデザイナーかもしれない。独自のスタイルを貫き、探究心を持ちつつニーズに対応できる引き出しの多さは、今後のファッション界を生きていく上で必要不可欠な力だと感じる… Fashion designers tend to live by one of two philosophies. One is, “I design clothes to be worn by the modern woman.” And the other…”To me, clothing should be a tool that communicates emotion.” So says designer Akira Naka. Although two designers both might end up designing the same item–

世界が嫉妬する東京ショッピング!色でもの選ぶ「IROYA」。Tokyo’s best shopping: IROYA
自動販売機、ネイル商品のラック、布屋さん…これを目にするとどうにもわくわくしちゃう!だってすっごくカラフルなんだもん!洋服屋さんというのは通常、色別にディスプレイするというよりはスタイルやブランドで分けて陳列しますよね。でも、自分のクローゼットを見てふと気付いた。何となく色やトーン別に並べていたのだ。もっと、色に着目して買い物するのもいいかもしれない。それなら、”色”ごとにセールス展開するコンセプトショップ、”IROYA”がぴったり。東京のベストショッピングスポットのひとつだと思う! There is one reason that vending machines, nail polish display racks, and fabric stores get me excited: the pretty array of colors! Clothing stores don’t usually separate their goods by color, but instead by style or brand; and yet, I find my own closet to often be organized (used here very….loosely) by color and tone.

リミフゥ2015春夏コレクション。「いろんな顔をもつ女は良い女」Limi Feu 2015 SS: Wear all the damn hats.
リミ本人のほど、洋服にそのかっこよさが反映させられるもんかな?笑 ま、今回のリミフゥ2015SSでは、そのレベルにもっとも近づいていると思う。コレクションのなかで見られたパターンのバリエーションは過去最多だったかもしれない。映画のフィフスエレメントのようなものもあれば、ボーイッシュなパンクのようなものもあったり、まさにリミ!って感じのドンピシャのもあったり。なにか、彼女の中で変化があったのだろうか?(ほら、色ものも多数あったり…ノーブラック、ノーライフじゃなかったっけ?)そうそう、実はリミはつい最近お母さんになったばかり。今回見られた変化は、もしかしたらそれが理由なのかも? とか言うとたぶんリミ本人はこう言う。 “いいからとりあえず服を見ろ” って 笑 Is it possible for Limi Feu’s clothing to match the inherent coolness of the designer herself? Not sure, but she’s giving them her best shot. For the SS 2015 collection, Limi showed us a more varied palette than perhaps we’ve ever seen. At times it was a little Fifth Element, and at

NYコレを代表するカルバンクラインが2015-16AWでタイムスリップ!Calvin Klein learns to time travel, invents metallic cashmere
ショーに、そのデザイナーの服を着て出席すること。これ以上に気分を盛り上げてくれるものはないでしょう。セレブな顧客気分に浸れるし、まだ誰も着ていない新作をゲットできるか否かのスリルもそこにはあったりする。まさに自己アピールの場。だから、NYの滞在先で宅配便のお兄さんがくるのをまだかまだかと待っていた。そう、2015ssのカルバンクラインの洋服が届くのを、本当の本当にぎりぎりまで粘って待った。どきどきはらはらしながら時計を見る。もうタクシーを呼ぶには遅すぎた。ついにタイムリミットがきてしまい、地下鉄へ向かって一直線にドアを出た。どうかショーに間に合いますようにー。…と同時に玄関に宅急便のお兄さん到着。マイペースなNYに予想もしなかったスリルをもらい心臓ばくばくだったある日。とりあえず裸は免れたミーシャ。 ブロガーやインスタグラマーが垣根を越えてショーへ進出してくる前、そしてミーシャ自身もただショーに足を運ぶだけではなくてSNSを仕事のツールとして活用し始めるようになる前、カルバンクラインのNYコレクションに出席した時の事を思い出す。当時ミーシャはジャパンタイムスと共同通信のライターをしていた。今考えれば、あの頃はライターという仕事を履き違えていたように思う。例えば、テーマはなんだろう?とこだわったり、どうやってひとつの記事にいくつものブランドを取り上げよう?と悩んだり、このブランドについて、鋭い意見を述べるだけの知識があるのか?歴史を知ってるのか?と不安になったりしていた。 でも今、重要視するのは ”落ち” はどこか。時にそれは、セレブの話やバックステージのスナップ、もしくはミーシャ目線で激写したiPhone画像。カルバンクラインはニューヨークファッションウィークでトップクラスのブランド。このショーのとき、街は大にぎわいで、と同時に欲しがりなファッショニスタたちをしっかり楽しませてくれる。まさに、NYFWの完璧なレシピ。 さて、カルバンクライン2015年FWコレクションのお味はいかがでしたかって? There’s nothing more exciting than being dressed by a designer for their show. It makes you feel like a celebrity for one, and the other is getting the thrill of wearing something that no one has yet before. It’s a power trip, yeah. So that’s why I waited in

キューン2015春夏のカビパンコレクション Cune 2015 SS, the moldy bread collectio
これ…誰が買うの?と思うようなものや、”どや!”と言わんばかりのものが多いハイファッション。 キューンは大好きで、日本で最もアバンギャルドなブランドだと紹介した事もあるくらい。やっぱりあれは本当だったと感じた。この2015春夏コレクションはカビたパンがテーマ。そう、カビ!古いパン!こういう意外なテーマを掲げるから、誤解されやすいキューン。今回のコレクションは…不潔なパン。 Cune…cune…. c u n e. You know when people look at some high-fashion and they’re like, “who would BUY that?” and us fashion fans are like, “You’d be surprised, yo!”. I`m kind of in the former camp on this particular one. And I love CUNE. In fact, I called them the most avantgarde

アレキサンダーマックイーンの過去と未来をつなげる桜 2015春夏 Alexander McQueen’s future sakura in bloom SS 2015
アレキサンダーマックイーンのショーを生で見る事はずっと前から抱いていた長年の夢でした。嬉しい事にその夢は思ったよりもはやく実現させることができたのだけど、あの経験は今でも胸に響く素晴らしい瞬間で、くすんだ現実とは到底比べられない。ただの服と言ってしまえばそれまでだけど、ランウェイ上で繰り広げられるあの15分間は浮世離れした美しい世界だった。 マックイーンの生でコレクションを鑑賞したのは今回が初めてでした。デザイナーのサラバートンに心からお礼を言いたい。エディターの間でも席を確保するのが大困難な最近のコレクション事情の中でも、私がショーを見れたのは心から感謝している! 2015春夏のマックイーンは見応え抜群だった。だって、馴染みのあるディテールがいろいろ…例えば桜、侍、寿司。(って寿司は冗談!) 最高にモダンなジャポニズムの風を、マックイーンが運んできた It had always been a dream of mine to attend an Alexander McQueen show in person- that dream was dashed quite early on in my career, but even now witnessing a show is a magical experience that can hardly be compared to anything in the realm of dull reality. “It’s just

An underwater Broadway. Tsumori Chisato 2015 pre-fall ツモリチサトの描く海の中のブロードウェイ。2015年プレフォール
Tsumori Chisato, the empress of making an illustrated wonderland come to life, has gone….sporty! With colored furs, simple color blocking and a functional lineup of down coats and blouson pants, 2015 pre-fall is an active showing. Of course, without some fantastical world being played out on the clothes it wouldn’t be Tsumori, so here we’ve
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